小松コスモスまつり~陣渓園(10月12日現在)

相模原市緑区

小松コスモス園(10月12日撮影)

先日、相模原市にある小松コスモス園で開催された「小松コスモスまつり」に行ってきました。台風の影響でどんよりした曇り空でしたが、広大な敷地に一面に咲き誇るピンク色・紫色・白色のコスモスはとても綺麗で、午前10時の開園前にも関わらず家族連れで賑わっていて、摘み取りを楽しんでいました。

10時を過ぎると、コスモス畑の傍で楽器の演奏や踊りが始まり、より一層お祭りの雰囲気が出てきました。お祭りでは他にも、地元の特産物や野菜、各種軽食などが販売されていて、私はお米とアケビを買いました。中には、抱えるほど地野菜を買っている方もいました。

小松コスモスまつりの風景(10月12日撮影)

関連リンク:相模原市観光協会HP

小松コスモスまつりの後、「釜めしやな川」に行き、昼食を取りました。純和風の建物で、店内の席はすべてお座敷で風情がありました。
メニューには、真鯛釜めし、鮭親子釜めし、五目釜めしをはじめとする釜めしのほか、松茸土瓶蒸し、天然鮎の塩焼、茶碗蒸しなどがあり、私は真鯛釜めしと松茸土瓶蒸しを注文しました。

真鯛釜めしは大きな鯛と秋の味覚の野菜が盛りだくさんに入っていました。ご飯もふわふわで、しっかりと味がついていて、とても美味しかったです。松茸土瓶蒸しには、松茸、エビ、しめじなどが入っていて、香りも味も格別でした。

「釜めしやな川」外観(10月12日撮影)

真鯛釜めし(10月12日撮影)

関連リンク:(公財)相模原市産業振興財団HP

昼食を終え、津久井湖観光センターへ移動し、そこから県立津久井湖城山公園にある標高375mの城山山頂までハイキングをしました。歩き始めてすぐに木々に囲まれて鳥の鳴き声が聞こえてきました。足元を見ると、どんぐりがたくさん落ちていて、秋を感じる山道でした。

道中、急な坂道も多々ありましたが、素人の私でも歩きやすいほどハイキングコースは整備されていて、途中、休憩所(イス)も設置されていましたので、子どもにも高齢者にも親切なコースだと思いました。午前中は曇り空でしたが、ハイキングを始めた頃には天気も良くなり、私と同じようにハイキングを楽しんでいる方々に多く出会いました。

ハイキングコース途中にある江川ひのき(10月12日撮影)

堀切と引橋(解説図)(10月12日撮影)

関連リンク:津久井観光協会関連リンク:県立津久井湖城山公園関連リンク:津久井城

城山山頂付近には、津久井城の周囲にめぐらして築いた土石の囲いを示す太鼓曲輪の標識や、堀切と引橋の跡があり、当時の津久井城の歴史を少しだけ触れることができました。そして、歩くことおよそ1時間強、城山山頂に着きました。街並みと津久井湖が一望できて、とても気持ち良かったです。

後々知ったことですが、ハイキングコースには、私が登った「らくらくコース」のほかにも、「ちょっと険しいコース」があり、これは急な坂が続く道で、達成感があるコースになっているようです。

山頂にある築井古城記碑(10月12日撮影)

山頂からの風景(10月12日撮影)

ハイキングの後、車で40分ほど移動し、陣馬山付近にある陣渓園という旅館の日帰り入浴に行きました。山奥にある旅館ですが、陣渓園の傍を流れる栃谷川渓流と木々の景観がとても綺麗でした。

温泉はそれほど広くありませんでしたが、岩に囲まれた浴槽になっていて、アルカリ性単純泉の沸かし湯ということもあり、疲れた体をしっかりほぐすことができ、とても癒されました。長時間、温泉に浸かっていたわけではないものの、体のほかほか具合が長く続いていた気がしました。
帰り際、フロントの方が「お茶でも飲んでゆっくりしていってください」と親切に声をかけてくれ、嬉しくなりました。

津久井湖周辺には他にも、

・県立図書館、博物館では見られない津久井の文化の流れを知る貴重な資料を収蔵している「津久井郷土資料館」
・津久井湖を眺めながら、旬な食材、季節の料理を堪能できる「屋形船の八幸丸」

などもあり、楽しい時間を過ごすことができると思います。

また、ハイキングをした城山のある県立津久井湖城山公園では、年間60以上のイベントが開催されていて自然に触れながら楽しむことができたり、2014年春には津久井湖畔の眺望が楽しめる太井主園路が完成し、快適に散策もできます。

これから紅葉の季節になりますが、やまなみ五湖の各地域の紅葉はとても綺麗ですので、是非、足を運んでみてください。

陣渓園外観と栃谷川渓流(10月12日撮影)

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