千人で鍋を囲む大宴会 西丹沢の秋の風物詩「もみじ祭り」

 武田信玄が北条氏康との合戦で負傷した将兵を入浴療養させたという伝説が伝わることから、「信玄の隠し湯」という別名を持つ中川温泉。その温泉と丹沢湖のあいだにある中川バーベキューセンターで毎年行われているのが、「千人鍋」とも呼ばれる「西丹沢もみじ祭り」です。55回目を迎える今年は、雨の予報でロッジ内での開催が予定されていましたが、当日の11月18日はお昼過ぎまで雨が降らず、屋外で約1,000人がしし鍋ともみじ狩りを楽しみました。

駐車場から、会場でもくもくと煙があがっているのが見えます。

 会場までは、新松田駅や山北駅の前から参加者専用の往復バスも出ています。あいにくの曇天ですが、道中も見事な紅葉を楽しむことができました。

もみじ祭りはなんと今年で55回目。

 近隣の町からはもちろん、県内各地からたくさんのお客さんがやって来るもみじ祭り。入り口では、地場野菜や地酒などを販売しています。

地場野菜や手作りのおつまみ、温かい飲み物も。

まさに“インスタ映え”する見事な紅葉です。

近隣の自治体の町長さんも参加していました。

 三又に吊るされた鉄鍋は、実に108個。1つを9〜12人で囲みます。役所や企業からの団体さんも多く、鍋2つ、3つ分のグループもたくさんいました。

三又に書かれた番号は抽選くじにも使います。

 しし肉に白菜、えのき茸など地場野菜がたっぷり入った鍋には、一升瓶と〆のうどん付き。さらに、鍋の下の火を使って魚を焼くなど、皆さん工夫して楽しんでいます。

ステージにはお客さんと握手しながら会場をまわる歌手の日高正人さんが登場。

 歌謡ショーに、中川温泉の宿泊券など豪華な景品が当たる抽選くじ、カラオケ大会と、ステージでの催し物も。毎年来ているという常連さんも多く、抽選は一段と盛り上がっていました。

山北町観光協会会長も歌います。

10年目で初めて当たった!というお客さん。

事前に申し込んだ参加者によるカラオケ大会。家族や友人がステージ前で応援します。

 鍋のスープは、中川温泉の旅館の若旦那による特製だそうです。スープや水、炭は、スタッフさんが会場をまわりながら補充してくれます。

〆はうどんで楽しみます。

 皆がお腹いっぱいになったのを見計らったかのようにポツポツと小雨が降ってきて、今年のもみじ祭りはお開きに。最後は山北産のみかんがお土産に配られました。

皆さん最後まで楽しく宴会を続けていました。

関連リンク:山北町観光協会公式サイト