宮ヶ瀬湖の自然を気軽に満喫!地元ボランティアが支える宮ヶ瀬湖カヌースクール

車なら山梨方面や東京・八王子方面、電車なら厚木方面や東京・新宿方面からのアクセスが良い宮ヶ瀬湖。湖畔エリアには、年間を通してさまざまなイベントが開催される「けやき広場」や、デイキャンプ・バーベキューが楽しめるピクニック広場、本格的な天体観測を体験できる天体ドームなどがあり、宮ヶ瀬湖の自然を思う存分満喫できるエリアとなっています。

なかでも、宮ヶ瀬湖カヌースクールでは、誰でも気軽にカナディアンカヌーとカヤックに挑戦できます。この日は、宮ヶ瀬湖の親水池で、カヌースクールが開かれました。

親水池のカヌーロッジ

 親水池といっても、最大直線距離は200メートルもあり、カヌースクールにはカナディアンカヌー10艇とカヤック30艇の設備があります。午前中は、友好都市交流プログラムでやってきた厚木市と秋田県横手市の小学生〜高校生と大人たち総勢約40人が参加しました。

グループごとに舟に名前を付けて、バランスに気を付けながらカヌーに乗り込みます

 カナディアンカヌーは、水かきが片側だけに付いているパドルで左右どちらかを漕ぐもの。最大3人まで一緒に乗ることができ、保護者同乗であれば小学校3年生以下でも参加することができます。

複数のインストラクターが様子を見ながら、適宜指導してくれます

 一方、一人乗りのカヤックは、小学校4年生以上が対象。親水池は水の流れもなく、端まで見通しがきくので、初めてでも安心して挑戦できます。

宮ヶ瀬湖の湖面を散歩する気分が味わえる「水の郷(さと)大吊り橋」が見えます

 全員が水面に漕ぎ出すと、池はあっという間にカラフルな小舟でにぎやかに。上達具合や風を見ながら、インストラクターが少しずつ遠くに誘導し、噴水や小島の周りを漕ぎ進みます。

お互いを避けるのが難しく、ぶつかってしまうこともしばしば

 はじめは、息を合わせながら方向をコントロールするのがなかなか難しいよう。一時間もすると慣れてきて、だんだんスピードが出てきます。

大人も一緒に乗れるので安心

湖畔では犬ものびのび走り回って遊べます

 コツをつかめば、体の大きさや年齢に関係なく、一緒に楽しめるのも良いところ。厚木市と横手市では、小学生が1年おきにそれぞれの市を訪れ、こうしたスポーツなどのアクティビティーを通して交流しています。この後は隣のピクニック広場に移動し、バーベキューを楽しんでいました。

厚木市と横手市の友好都市交流会に参加した皆さん

 インストラクターの皆さんには、お昼休憩後も、午後のカヌースクールが待っています。このカヌースクールの運営を担っているのは、NPO法人きよかわアウトドアスポーツクラブのメンバー。同クラブでは、地元だけでなく、県外への遠征も含むさまざまなアクティビティーをメンバーのために企画しています。カヌースクールを経てクラブに入会し、スキルアップしていった人も多くいるそうです。

「自分が楽しむために漕いでいる時と違って、教えるのは達成感がある」と語るインストラクターの皆さん

 県内各地や八王子から参加している約200人のメンバーのうち、20人ほどが持ち回りでスクールを担当しており、なかには1997年のクラブ設立以前から20年以上、カヌーを続けてきたという人も。普段の練習では、プロのインストラクターに教わりながら技術レベルを上げたり、舟がひっくり返ってしまった時にペアを組んで助ける訓練も行ったりしています。

パドルが固定されているボートと違い、学べばいろいろな漕ぎ方ができて、人間の足では行けないようなところにもどんどん行けるのが、カヌーとカヤックの素晴らしさだとのこと。やはり流水は静水に比べて難しいため、静水から流水にステップアップするための練習や、流されてしまった人を連れ戻す練習もあるそうです。

体験は子どもだけで…とやってきた家族も、ほかの家族の楽しそうな様子を見て全員で参加することに

 午前の回のように団体利用がなく、空きがあれば、当日現地でも申し込むことができます。今回は、7組ほどの家族連れと共に、レポーターも午後の回に参加しました。ライフジャケットを着て、全体で説明を受けた後、カナディアンカヌー乗り場とカヤック乗り場に分かれます。

陸上では練習するときは、簡単に感じますが…

 漕ぎ方のレクチャーを受け、軽く陸上で練習すると、まずは水に入ります。カヤックの中では足をガニ股にし、入り口の縁を挟み込むようにすると、安定します。一回漕ぐごとにパドルの先のブレードの角度をクイッと変え、水を押すようにして進んでいきますが、最初は思う方向に進むのはなかなか難しいです。

離れていても、すぐ来てくれるインストラクターさん

 まっすぐ進むコツは、手元でなく、行き先の方向を見ること。目的地を決めて漕ぎながら、インストラクターさんたちがどんどん声を掛けてくれるので、少しずつ要領を得て、スイスイ進むようになっていきます

その時の様子を見ながら、コースを決めていきます

 自然の迷路のような親水池は、方向転換の練習にもぴったり。多くの野鳥も訪れるそうで、この日はカモの姿がありました。

チームワークが試されるカナディアンカヌー

バランスよく左右を漕ぎながら進みます

親水池は鳥や虫などの自然観察にも適しています

噴水の回りには浮きがあり、それを目印に回りを曲がります

 近づくと水しぶきがかかる噴水や、生い茂る枝葉のトンネルは、遊園地のアトラクションのように楽しめます。

小島から枝葉が伸び、トンネルのようになっています

気を付けないと大人はすぐにぶつかってしまう低さ

 存分に好きなルートを回って、乗り場に戻ったところで、体験は終了。せっかく上達してきたからもっと乗りたい!という人は、時間の延長を申込むこともできますし、スクールは何回でも参加することができます。本格的に続けてみたいという人は、きよかわアウトドアスポーツクラブの皆さんが待っていますよ!

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平成29年度 宮ヶ瀬湖カヌースクール(初心者及び初級者以上)

開催日
【親水池でのカヌースクール】
2017年9月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)・23日(土・祝)・24日(日)
10月1日(日)・8日(日)・9日(月・祝)・15日(日)・22日(日)・29日(日)
※宮ケ瀬湖畔園地 親水池 へ集合してください。

開催時間
第1回 10:00~11:00/第2回 11:00~12:00/第3回 13:00~14:00/第4回 14:00~15:00

定員
・各回定員20人

参加対象
・カヤックは小学校4年生以上
・カナディアンカヌーは、保護者同乗であれば3年生以下でも可

申込方法
・事前申込または当日現地受付(当日空きのある場合)
※申込は電話のみとなります
・参加費:1回(1時間)1,000円(保険料を含む)
※その後延長する場合には1時間毎に500円

備考
・着替え、タオル、日焼け止め、帽子等をご用意ください。

主催
公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団

申込み・問合せ先(主催)
公益財団法人 宮ヶ瀬ダム周辺振興財団(月曜日を除く9:00~17:00)
TEL:046-288-3600
FAX:046-210-4411
E-mail:info@miyagase.or.jp

関連リンク:宮ヶ瀬湖カヌースクール