里の案内人・坂本勝津雄さんの魅力に迫る!

相模原市緑区鳥屋

相模原市立鳥居原ふれあいの館(正面入口)

 秋が深まるなか、宮ケ瀬湖も紅葉シーズンを迎えております。

 宮ケ瀬湖を一望できる「相模原市立鳥居原ふれあいの館(いえ)」でも、樹木がきれいに赤く色づいています。

 今回は、鳥居原ふれあいの館の館長に就任された里の案内人・坂本勝津雄さんにお話を伺いました。

 なんと、坂本さんへのインタビューは約10年ぶりです。

 今も変わらぬ坂本さんの魅力に迫りたいと思います。

新鮮な地元産の野菜を販売しています。

関連リンク:前回のインタビューはこちらから関連リンク:相模原市立鳥居原ふれあいの館(ホームページ)

坂本さんと陶芸

 坂本さんは、陶芸工房「風人」を構える陶芸家の側面をあわせ持つ方ですが、陶芸との出会いはどのようなものだったのでしょうか。

 前回のインタビューでも伺ったとおり、坂本さんは高知の桂浜出身ですが、お父様の仕事の都合に合わせて一家で横浜に引っ越してきました。

 現在は津久井で暮らして早20年以上経つということですが、当初は、厚木の社会福祉施設で生活支援員を勤めていらっしゃいました。

 「生活支援員として、施設の利用者さんに色々な体験をしてもらおうと、余暇時間の使い方や「生きがい作り」として一緒に活動したことの1つに陶芸があり、最初は提供する側だったのに、いつの間にか自分がのめり込んでいたんだよね」

 と、楽しそうに坂本さんはお話を続けてくれます。

 「でも陶芸をやりたいと思っても、横浜じゃなかなか難しい。そこで津久井に工房を構えることにした。畑を歩いていると縄文土器のかけらに出会ったりする。それには網目が残っていてね、大昔のものなのに本当にすごいなと思って、ますます陶芸に興味を持つようになった」

 こうして坂本さんは津久井地区に移り、陶芸をするようになりました。

坂本さんと鳥居原ふれあいの館

 「モノ作りをやっていたり窯を持っていたりすると、仲間が増えていき、2000年に鳥居原ふれあいの館がオープンした時から、研修室で陶芸教室をやるようになった」

 さきほどご紹介したとおり、坂本さんは、水源地域にも都市地域にも住んでいたことがあるお方です。そのため、お互いの地域にないものが分かることが強みだと言います。

 「陶芸教室だけじゃなく、ナチュラルリース作りや苔玉作りの教室もやった。水源地域じゃ当たり前にできることでも、都市地域の人にとっては魅力的なんだよね」

 と、水源地域と都市地域との交流の場として鳥居原ふれあいの館を盛り上げたいとの気持ちを、坂本さんは強く持っておられます。

坂本さんとナチュラルリース

 鳥居原ふれあいの館は、宮ケ瀬ダムの建設とあわせて、地域活性化を目的として設置され、宮ヶ瀬湖周辺の自然の魅力を発信したり、地元の農産物などを販売したりしています。

 そして、来館なさった方が、鳥居原ふれあいの館で色々な「体験」ができるように企画を充実させたいと坂本さんは言います。

 「色々な体験教室をやってきましたが、笑顔を大切にしたい。ナチュラルリース作りは、毎年「みやがせフェスタ秋」でもやっていて、認知度が上がってきた」

 鳥居原ふれあいの館のナチュラルリース作りは、坂本さんが宮ケ瀬湖周辺で採取した色鮮やかな木の実などを使って行われます。宮ケ瀬湖の自然を感じられる素敵なリースが完成するのです。

 そして、このナチュラルリース作りにも、坂本さんの熱い想いが感じられます。

 「山の整備も仕事の1つで、蔓(つる)を伐採していた時に、つると木の実を合わせたらリースが作れるなと思った。つると木の実なんてここでは日常的な光景だけど、これは教材になる、都市地域との交流手段になると思ったんだ」

 水源地域の魅力を発信する「プレイヤー」として、坂本さんは今後に向けて次のようにお話ししてくれました。

 「鳥居原ふれあいの館にはたくさんの引き出しがある。可能性がある。でも、まだそれを出し切れていない。これからもっと色々なことを仕掛けて、鳥居原ふれあいの館をPRしていきたいと思う」

すべて坂本さんが宮ケ瀬湖周辺で収集した材料です。

素敵なナチュラルリースが完成しました!

最後に

 10年ぶりのインタビューとなりましたが、皆様いかがでしたでしょうか。

 フレンドリーでパワフルな坂本さんの魅力は、実際にお会いしてお話しすることで、いっそう感じられるものだと思います。

 現在(2016年11月時点)、坂本さんが鳥居原ふれあいの館で行う「ナチュラルリース作り」の参加者を募集中ですので、興味がありましたら、ぜひ参加してみてくださいね!

紅葉を楽しみながらナチュラルリースが作れます!

関連リンク: 「ナチュラルリース作り」の応募はこちらから