三保ダム~西丹沢自然教室 (11月17日現在)

山北町

大井松田ICを降りて車中から見た富士山(11月17日撮影)

すっきりした青空で穏やかな天気のこの日、朝7時30分に車で出発しました。東名高速を走ること2時間、目の前に富士山が見えてきました。山頂は雪に覆われていて、雪の白と空の青のコントラストが素敵でした。

まずは三保ダムを見に、丹沢湖方面へ向かいました。
山に囲まれた三保ダムの近くには公園があり、綺麗な赤色の木々が並んでいました。周りの山々も、赤色、黄色、緑色が入り混じっていて、とても綺麗な紅葉を見ることができました。私と同じように、車で来ている方や、ツーリング仲間で来ている方々など、思ったよりも多くの観光客がいました。また、近くには丹沢湖記念館・三保の家もありました。

三保ダム近くの公園から見た丹沢湖(11月17日撮影)

関連リンク:神奈川県HP関連リンク:山北町観光協会HP

次に、本日の目的である、西丹沢にある「下棚の滝」を見に車を走らせました。くねくねした山道を走りましたが、途中、車1台しか通ることのできない車線が数箇所あり、少し緊張しました。20分ほどで、無事、西丹沢自然教室に着きました。

西丹沢自然教室のすぐ傍にはキャンプ場もあり、比較的多くの車が止まっていました。
駐車場で「受付に行って手続きをしてください。」と言われましたので、受付に行きました。受付には登山ルートや生息している植物が紹介されていたり、また、このあたりでクマが出た、という情報が掲載されていました。必要な手続きを終え、受付を出て山の方へ歩きはじめました。

受付周辺も赤色の木々が並んでいて、写真撮影をしている方々がいました。

県立西丹沢自然教室(11月17日撮影)

県立西丹沢自然教室すぐ傍の紅葉(11月17日撮影)

関連リンク:西丹沢VCページ

険しい(?)山道歩きのスタートです。
土の道があったり、岩が並ぶ道もあったりと、とにかく、デコボコした道を進みました。道中、吊り橋や簡易的な橋を何回も渡りました。橋を渡るたびに感じましたが、流れる川の水が本当に綺麗で、透明度が高かったです。
途中、お母さんとお子さんたちに出会い、お子さんたちははしゃいで川に近づき、背負っていたリュックサックの中から水筒を取出し、水筒のコップに川の水を少しだけすくって飲んでいました。「飲めるんだ!」と少々驚きつつ、飲もうかどうか悩んだ末、目的地の滝の近くまで行って、私も飲みました。感想は後程触れたいと思います。

吊り橋から見た紅葉(11月17日撮影)

ハイキングをするお母さんとお子さんたち(11月17日撮影)

関連リンク:西丹沢西沢コース

「下棚の滝」までの道程は木々が倒れていたり、急な坂道もあったりして、少々大変でした。ちゃんとしたルートがあるわけではなく、道標となる看板や、川にかかっている簡易的な橋を頼りに自分で道を考え進みました。正しいルートが見つけられない場面もありましたが、他の方々の後をついていったりして進んでいきました。ただ、山の綺麗な紅葉や鳥の鳴き声、澄んだ空気を楽しみながら歩いていましたので、あまり苦にはなりませんでした。
また、この山道はマイナスイオンが多い場所だそうで、吸収しているという実感はしませんでしたが、この自然と場所は体には良さそうな感じでした。

山道(11月17日撮影)

山道から見た紅葉(11月17日撮影)

関連リンク:下棚の滝

目指す滝に辿り着くまでに3つほど小さな滝(?)があり、どれも綺麗でした。水しぶきでうっすら虹が出ていました。

歩くことおよそ1時間強で、今までの滝とは異なり、見上げるほどの大きな滝が見えてきました。「下棚の滝」でした。壮大な滝で近くまで行こうと思いましたが、足場が悪く、遠目にしか見ることができませんでした。それでも、普段の生活の中ではなかなか見ることのできないものを見ることができて満足でした。
先に触れましたが、滝の付近で川の水を少しだけ飲んでみました。あくまで、私個人の感想として、市販の「水」より、後味が残る気がしましたが・・・あまりグルメな方ではないため、よく分かりませんでした・・・

行きのルートを辿って戻りました。山の中とはいえ、天候にも恵まれ、寒さは感じませんでした。逆に、歩いた分、体がポカポカしていました。

西丹沢自然教室の受付に戻ってきたときにはお昼を過ぎていて、おなかもすき始めたころでした。

今回は、ここまでにしたいと思います。
また、近日中に、お昼以降のことをお伝えしたいと思います。

小さな滝とうっすら見える虹(11月17日撮影)

下棚の滝(11月17日撮影)

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