山北の道祖神祭り&大野山再訪
山北町2012年のお正月も無事に過ぎ、各地で左義長やどんと焼きが行われる中、山北町では1月14~15日に、華やかな花車が繰り出す道祖神祭りが行われるとのことで、15日の午後の様子を見学してきました。
この祭りは子どもを主体としており、前夜は花車を収めてある6つの小屋でお囃子を演奏、15日の午前中は、それぞれの地区を回ってきたそうです。その後、昼頃に山北体育館前に全ての花車と神輿が勢揃いするところから、見学することができました。
この場所で、お祓い式を済ませた後、まずは3台の神輿が商店街を西に向かいます。
続いて、6台の花車が、にぎやかなお囃子を奏でながら、次々に動き出します。
花車と神輿は夕方まで周辺を巡行し、最後は山北駅前に集合するとのことなので、その間、少し祭りを離れて、7月に訪れた大野山まで、再び足を伸ばしてみました。
この日はあいにくの薄曇りだったのですが、関東の富士見百景に選ばれた大野山山頂から、雲の上に顔を覗かせた富士山を、間近に望むことができました。
また、眼下には満々と水をたたえた丹沢湖と三保ダムを見ることができました。周辺の山の木々がすっかり葉を落とし、前回とは随分と印象が違います。
次に、西丹沢の豊富な水を活かした地元の銘酒、「丹沢山」の新酒を目指して、蔵元の川西屋酒造店にお邪魔しました。軒先には、新酒が出来たことを知らせる立派な杉玉が掛かっています。
すぐ近くの農産物直販所「とれたて山ちゃん」で、新鮮なネギと白菜も手に入れたので、うま~い鍋と一緒に味わうべく、おいしいお酒をゲットしました。
そうこうしているうちに、日が暮れてきたので、山北駅前に戻り、道祖神祭りの花車が揃うのを待ちました。宵闇が迫る町の中を、提灯に灯をともした花車が次々にやってきます。日中の印象とはまた違う、独特の雰囲気です。
駅前に6台の花車が並ぶと、祭りはフィナーレです。この道祖神祭りは昔ながらの形態を残した、貴重なものだそうですが、花車がとてもカラフルで、現代的な感じがします。また、子ども達を主体としつつ、老若男女が幅広く参加しており、地域が一体になった素晴らしい行事だと思います。
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