藤野の里山探訪&小原宿ライトアップ

2月25日の金曜日は、関東地方で春一番が吹いたそうで、週末にかけて、ぽかぽかと暖かい、お出かけ日和になりました。というわけで、27日の日曜日は津久井湖・相模湖周辺に行ってみました。

最初は、高台に咲く白梅越しに望む、津久井の久保田酒造の立派な建物(奥)。12月に続き、またまたお邪魔してしまいました。今回は、限定の「相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め」を購入。(帰宅後、早速飲んでみましたが、やっぱり美味し~っすねぇ。)

次に、山梨県との県境近く、藤野の牧野地区で、今年から「福寿草まつり」が始まったというので、覗いてまいりました。主催のNPO法人「ふじの森のがるでんセンター」の方々が、12年前から少しずつ植栽し続けてきたとのこと。写真で分かるとおり、かなり広い敷地全体に点々と福寿草が咲いている、という感じです。

関連リンク:相模の地酒「相模灘」

敷地奥の斜面に、オオイヌノフグリ(ですよね?)の花の中に咲いている株もありました。こちらの方が春らしいかな?
まつりは3月21日までで、「里づくり支援金」として、入観料1人100円とのことでした。

このあと、牧野から北上して、名倉地区に入りました。葛原(とずらはら)神社前の広場に駐車して、周囲を散策すると、あちこちにちょっと不思議なオブジェが置いてあります。

葛原神社裏の作品「吠える」

関連リンク:藤野園芸ランド・芸術の道コース

この地区は、「芸術の道」と銘打って、所々に野外彫刻作品が展示されているのだそうです。近くには、「かながわの名木100選」の一つ、正念寺のシダレザクラなどもあり、春の盛りにもう一度来てみたいと思える場所でした。

さらに北上して、藤野駅前の観光案内所「ふじのね」でお土産を物色。ここは色々な地場産品が揃っていて、目移りしてしまいますが、今回買ったのは、鍋物に良く合う味付けポン酢「藤野ゆずの尊」や、バリエーション豊富な「丹沢あんぱん」、そして絶品の「ゆずシャーベット」は、即、車中で平らげました。

そして日没後に国道20号を東進、本日最後の立ち寄り先、相模湖駅の向こうの小原宿へ。「小原の郷」駐車場に車を入れて、本陣周辺のライトアップの最終日を見学しました。「小原の郷」の構内や国道沿いに、キャンドルを仕込んだ竹灯籠が並び、雰囲気を盛り上げています。

葛原神社裏の作品「語り合う石たち」

関連リンク:相模湖の寺社・仏閣(旧:藤野町)

神奈川県の宿場に唯一現存する本陣の門の左右には篝火も焚かれ、時空を越えて江戸時代に戻ったような気がしました。

本陣の建物内には、昔の駕籠や、大正以降3代の雛人形等が飾られていました。敷地内ではお焼き、うどん等の販売も行われ、周辺の古民家もライトアップされるなど、華やいだムードに包まれていました。

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