桜だけが花じゃない! + カモシカに遭遇!
特集記事では桜を中心に紹介しているので、それ以外の花について、リポートします。正確な名前がわからないものも多いのですが、春の気分を分け合っていただければ幸いです。丹沢湖で出会ったカモシカについても、ご報告します。
最初に、4月10日、津久井の長竹地区の小川脇で見つけたスミレです。小さな花が、あちこちにたくさん咲いていました。華やかな桜も良いですが、こうした可憐な野の花を見るのも良いものです。
その近くにぬっと立っていた、ちょっと不気味な姿の花は、地元の方がマムシソウと呼んでいました。よく似た花でミミガタテンナンショウ(舌をかみそう!?)というのもあるようですが、これはどっちでしょうか。
こちらは、ヒトリシズカのつぼみかな?
さがみ湖カタクリの郷(平成30年6月現在:同施設は閉鎖しています)の片隅に顔を出していました。
次は4月17日に道の駅山北の裏山に咲いていたヤマブキ。新緑の山にこの「山吹色」はひときわ目立ちます。山北町の花にもなっているそうで、国道246号の沿線や丹沢湖の周辺でもたくさん目にしました。
その丹沢湖の千代の沢園地から中川温泉方面にむかう湖畔の道で見つけた自生のツツジ。(ミツバツツジかな?)。ツツジは園芸種も良いですが、山の緑の中で咲く自生種は、ひと味違う美しさを持っている気がします。
湖畔の桜が盛りを過ぎても、周辺の山々には、まだまだ山桜が見ごろです。これから目の覚める新緑の季節がやってきて、その中に、ツツジやヤマブキをはじめ、様々な花々が彩りを添えることでしょう。水源地域の輝きのシーズンは、まだまだ続きます。
最後は、丹沢湖で遭遇したカモシカです。三保ダムと玄倉を結ぶ道路の駐車可能スペースに車を停めて、湖畔の桜を見ていた時、背後でガサガサッという音が...。振り返ると、道の向こうの斜面に黒い動物が草を食べていました。あまり鮮明な画像ではありませんが、カメラ目線のこの顔、この姿は、特別天然記念物のニホンカモシカとしか思えません。まさか、こんな人里で見られるとは...。
あとで丹沢湖ビジターセンターの方に伺ったところ、「その場所はカモシカが比較的よく出るところですが、それにしても運が良いですね」とのこと。とても得をした気分になりました。
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