藤野・相模湖 ツツジの見頃は連休明け?

ゴールデン・ウィークの5月3日に新緑の藤野・相模湖を廻ってきました。

まず、3日~5日藤野の県立陣馬自然公園センター周辺で行われた「こいこいまつり:和田の里交流祭」。沢井川の上空に200匹の鯉のぼりが泳いでいます。近くの広場では、山菜や筍、酒まんじゅう、おやきなどの地場産品や、焼きそば・焼き鳥・飲み物なども販売され、陣馬山から降りてきたハイカーの皆さんに好評を博していました。

そこから藤野駅方面に戻る途中、旧沢井小学校前の個人のお宅に何やら人だかりが...。ご自慢のツツジの庭を開放して、地域の方が「第8回つつじ会まつり」というイベントを行っていたのでした。庭一面のツツジは約1,500本あるそうで、全体が満開になるのはもう少し先のようですが、お庭自体は道路からもよく見えるので、見頃の時期は大変綺麗なことでしょう。ちょうどカントリーバンドの演奏が行われていました。こちらでも地場産品やツツジ苗が販売され、オカリナの演奏もあったようです。

こちらは会場の向かい側に一面に植えられた芝桜。ツツジより一足先に見頃になっていました。

このイベントの主催は「沢井桃源郷会」、先ほどの「こいこいまつり」の主催は「和田の里 みちくさの会」でした。それぞれ、東北の震災の義捐金も集められ、藤野の地域の皆さんの元気が伝わってくる気がしました。

次に、藤野から相模湖に移って、若柳の正覚寺へ。敷地のあちこちに句碑が建つ俳句寺として有名ですが、ゴールデンウィークの頃、約1000本のツツジが咲く花の寺としても知られています。特に傾斜地に白いツツジを滝のように植えた「滝ツツジ」が評判です。

ところが、今回訪ねてみると、境内のツツジはまだまだ蕾か咲き始めという状態でした。今春は桜の開花も遅かったですが、ツツジも例年より遅れているようで、見頃は連休明けになるとのことです。自然はなかなかこちらの都合に合わせてはくれませんが、藤野のツツジとともに、来春のお楽しみにとっておくことにしました。

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