七夕ドライブ:愛川 → 藤野

相模原市緑区(旧:城山町)

真ん中が、受賞した「残草蓬莱」純米大吟醸

7月7日の七夕の日は、あいにく雲が厚く、星空は望めそうにもありませんでしたが、天気予報では、大崩れはしないということだったので、やまなみ地域に出かけてみました。

真ん中が、受賞した「残草蓬莱」純米大吟醸  まず、愛川町の大矢孝酒造へ。お目当ては、岩手県の南部杜氏協会が4月に行った、第93回南部杜氏自醸清酒鑑評会の純米酒の部で首席に選ばれた「残草蓬莱」の純米大吟醸。
お値段は少々張りますが、すでに神奈川新聞やタウンニュースで報道されているので、無くならないうちに、発売後、早々と手に入れてまいりました。

販売所の奥に、鑑評会のトロフィーや楯が誇らしげに飾られていました。
神奈川県はおいしい地酒の産地という印象が薄いですが、丹沢や箱根を源とする伏流水に恵まれ、美味しいお酒がたくさんあります。この欄でも、やまなみグッズに認定された4銘柄を取り上げてきましたが、この受賞を機に、神奈川のお酒の美味しさ、水の素晴らしさに注目が集まれば良いと思います。

関連リンク:やまなみグッズ > 愛川の地酒関連リンク:やまなみグッズ > お酒

ところで、「残草蓬莱」は「ざるそうほうらい」と読みますが、「残草」とはこのあたりの小字名だそうです。昔はこの小字には蔵元一軒しかなかったとのこと。大矢孝酒造の門前には「残草のケヤキ」という、樹齢400年を超える2本のケヤキが、蔵の歴史の古さを物語るように、梅雨空に緑濃い葉を茂らせてそびえ立っています。(写真は向かって左側の1本。秋には周囲の木々とともに紅葉し、また違った姿を見せてくれます。)

さて、お目当てのお酒を買った後は、服部牧場へ。夕暮れ迫る中、霧雨に煙る里山を背景に、羊たちが一心に草を食べていました。

評判のソフトクリームやジェラートには、いつも大行列ができるのですが、この日は閉店間際で、素早くゲットできました。

関連リンク:やまなみグッズ > ジャージー牛の乳製品

さらに、藤野の「綱子 ホタル・アジサイ祭」に向かったのですが、アジサイはきれいに咲いていたものの、暗くなるにつれて雨が本降りになり、ホタル鑑賞はお預けになってしまいました。
一年前にも、ほぼ同じルートで綱子まで足を伸ばし、その時はたくさんのホタルを見ることができたので、今年も出かけてみたのですが、残念!!。

やまなみ五湖は、もうすぐ夏本番。あちこちで楽しい催しやきれいな風景があなたを待っています。
この夏も水と緑に恵まれた、やまなみ五湖においで下さい。

関連リンク:(参考)特派員レポート2011.7.9.:夕涼みに、服部牧場から、「ホタルとあじさいの里 綱子」へ

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