イベントの夏開幕、みずきフェスタへ

飯泉取水管理事務所の沈砂池

全国的に梅雨が明け、いよいよ夏休みシーズン本番です。あちこちで楽しいイベントが開かれますが、今回は、昨年に引き続き、やまなみ五湖からの水を神奈川の東部地域に供給している、神奈川県内広域水道企業団が小田原市飯泉の取水ぜきで7月28日に開催した「みずきフェスタ」に参加してきました。

「みずきフェスタ」は、毎年夏に企業団が、飯泉と社家(海老名市)の取水管理事務所で実施しており、取水施設の見学のほか、野鳥観察会、巣箱づくり体験、クイズコーナー、きき水コーナー、水生生物の観察、物産販売などを行っています。

関連リンク:神奈川県内広域水道企業団

会場では、今年も企業団の水道水の缶詰「やまなみ五湖のブレンド水」を配布していたので、去年と同じように飯泉取水ぜきとのツーショット写真を撮ったんですが、あれ、取水ぜきの向こうに何か巨大な建物が造られつつありますね?
会場案内中の職員の方に聞いてみると、「ア○ゾンの倉庫らしいですよ」とのお答え。「へぇ~っ、あの世界最大のネット通販会社の倉庫って、あんなにでかいんだぁ」と驚きましたが、考えてみると、地名といい、取水施設があることといい、世界一の大河の名を冠した会社の倉庫が対岸に出来ることといい、飯泉は水に縁が深いですね。

今年の写真

昨年の同じアングルの写真はこちら(H23.8.27撮影)

せきの魚道を通る魚をねらって集まる水鳥を、取水ぜきの上から観察できるように、今年も双眼鏡や望遠鏡が用意されていました。ここで見られる鳥は大型のものが多く、獲物を待ち伏せしているせいか、あまりせわしく動かないので、小さなお子様でも落ち着いて観察できるようです。

この日は管理室や地下の導水ポンプ室も公開され、職員の方々が丁寧に説明して下さいました。
展示ホールには、飯泉取水ぜきから水がどのように県の東部に送られているかがわかるジオラマなどもあって、子ども達が興味深そうに見入っていました。

その展示ホールで、神奈川県の酒匂川水系ダム管理事務所のダム運用部長さんの講演を拝聴しました。テーマは「酒匂川の水利用と治水」。酒匂川をはじめとする神奈川県の水資源開発の歩み、江戸時代の大久保氏や田中丘隅、二宮尊徳などに始まる酒匂川の治水の歴史、山北町にある三保ダムの役割などについて、わかりやすく伺えたのですが、皆さん、知っていましたか?三保ダム(写真参照)の向かって左側にある、放流設備などのコンクリート構造物は、実はダムではないんですって。その部分はもともとあった地山を削って構造物を造った、いわば「ダムの付属設備」であって、本来のダムは、向かって右にある、岩石を新たに積み上げて(ロックフィル・ダムっていうんですよね)、緑の草でおおわれた部分なんだそうです。三保ダムには何回も行っていますが、そんなこと全然知らなかったですよ?! いや~っ、勉強になるなぁ。

やまなみ五湖地域では、これから夏休みの楽しいイベントが目白押しです。みなさん、是非お出かけ下さい!!

■8月1日 さがみ湖湖上祭花火大会
■8月3~5日 ひかりまつり
■8月4日 ニローネBB(ブルーベリー)まつり
■8月10日 丹沢湖花火大会
■8月11日 青龍祭
■8月15日 宮ヶ瀬ふるさとまつり花火大会
■8月15~17日 藤野の祭り
■8月16日 小倉橋灯ろう流し (小倉橋ライトアップ7月23日~8月31日)

大野山山頂から見た三保ダム。ダム本体は右側の緑色の部分だそうです。

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