夏の山北町ー川崎市交流事業開催

竹細工づくりの様子

 平成26年8月20日(水)、今年度第2回目となる山北町-川崎市交流事業が実施され、27名の川崎市民が山北町の旧共和小学校を訪れました。今回は、午前に竹細工づくり、ヤマメのつかみどり、流しそうめん、午後に間伐体験、下草刈りを行いました。 
 午前10時からの開会式の後、まずは、竹細工づくりでヤマメ用の竹串、流しそうめん用の箸とお椀を作成しました。ヤマメを上手く刺せるように、子どもたちはナイフなどを使って一生懸命先端をとがらせようとしていました。

 そして、いよいよヤマメのつかみどりです。青いビニールシートに水を張り、そこにヤマメを放つと、子どもたちはいっせいにヤマメを追いかけていきました。
 最初はなかなかつかまえられませんでしたが、地元の人のアドバイスにより、だんだんコツをつかんで無事に全部つかまえることができました。つかまえたヤマメは塩をまぶし、自分で作った竹串に刺して炭火で焼きました。
 ヤマメが焼きあがるのを待ちながら、流しそうめんを行いました。そうめんはもちろん、ゼリーやフルーツ等も青竹に流して、各自作成した「マイ竹箸」でキャッチして美味しくいただきました。焼きあがったヤマメもとても美味しかったです!

ヤマメのつかみどり

ヤマメがおいしそうに焼けています

 昼食の後は旧共和小学校近くの林地で間伐体験。地元の人が伐採する木に縄をかけ、チェーンソーで切り込みを入れた後、参加者が力を合わせて縄を引っ張り、木を倒しました。子どもたちは、木が倒れる瞬間を間近で見てとても興奮していました。
最後は、旧共和小学校から10分ほど歩き、クヌギ等のどんぐりのなる木を植えている山で、下草刈りです。ここでは宝探しをやりました。下草の中に隠された宝(ペットボトルのふた)を見つけようとみんな一生懸命下草を刈っていました。

 こうして、第2回交流事業は、天候にも恵まれ無事終了しました。地元の人達は、水源地域における山の再生を実現するためには、都市部の人達の協力が必要不可欠であると考えており、この事業がそのきっかけになることを願っております。皆様も是非、山北町をはじめとした水源地域を訪れてみてはいかがでしょうか!!
また、山北町-川崎市交流事業は、第3回を11月29日(土)に実施予定で、現在募集中(締切:平成26年10月31日(金) 必着)です。川崎市在住の方は是非、ご参加ください。

レポート一覧