8月の山北町川崎市交流事業(平成25年度第2回)

神奈川県山北町

 平成25年8月21日(水)、今年度第2回目となる山北町-川崎市交流事業が実施され、親子20組40名の川崎市民が山北町の旧共和小学校を訪れました。今回は、午前にヤマメのつかみどり、流しそうめん、午後に間伐体験、下草刈りを行いました。
 

関連リンク:25年度第1回の様子はこちらをご覧ください。

 午前10時からの開会式の後、まずは、ヤマメ用の竹串を作成しました。ヤマメを上手く刺せるように、子どもたちはナイフなどを使って一生懸命先端をとがらせようとしていました。
 そして、竹串を作成した後、いよいよヤマメのつかみどりです。青いビニールシートに水を張り、そこにヤマメを放つと、子どもたちはいっせいに捕まえにダッシュ!!ヤマメは素早く、捕まえるのに苦労しましたが、地元の人のアドバイスにより無事に全部捕ることができました。そして、捕まえたヤマメは塩をまぶし竹串に刺して炭火で焼きはじめました。

ヤマメのつかみどり

ヤマメの炭火焼

 ヤマメは焼きあがるのに1時間程度かかるので、この間に竹椀と竹箸を作成し、流しそうめんを実施。青竹にそうめんはもちろん、ゼリーや野菜、らっきょう等も流し、各自作成した竹箸でキャッチして美味しくいただきました。また、ヤマメも焼きあがり、こちらもとても美味しかったです。

 昼食の後は旧共和小学校近くの林地で間伐体験。地元の人が伐採する木に縄をかけ、チェーンソーで切り込みを入れた後、参加者が力を合わせて縄を引っ張り、木を倒しました。子どもたちは、木が倒れる瞬間を間近で見てとても興奮していました。

 最後は、旧共和小学校から10分ほど歩き、クヌギ等のどんぐりのなる木を植えている山で、下草刈り。第1回目も同じ場所で下草刈りを行ったのですが、そのときと比べると草は少なめ…。実は、この2、3日前にクヌギの木を始め多くの植物をイノシシに食べられてしまったそうです。野生動物による農作物等への被害の深刻さを改めて感じました。

間伐体験

 こうして、第2回交流事業は、天候にも恵まれ無事終了しました。地元の人達は、水源地域における山の再生を実現するためには、都市部の人達の協力が必要不可欠であると考えており、この事業がそのきっかけになることを願っております。皆様も是非、山北町をはじめとした水源地域を訪れてみてはいかがでしょうか!!

 また、山北町-川崎市交流事業は、第3回を11月9日(土)に実施予定で、現在募集中ですので、川崎市在住の方は是非、ご参加ください。

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