2013年もホタルの季節到来!!
愛川町のホタルの里レポート
空梅雨の蒸し暑い天気が続く中、2013年もホタルの季節がやってきました。
今年はどこに行こうか迷いましたが、比較的早く飛び出す愛川町半原のホタルの里を6月9日(日)に訪ねてみました。
ここは昭和55年発足の松葉沢ホタル保存会がホタルの飼育と環境保全活動を展開し、平成元年には環境省の「ふるさと生きものの里」に指定、平成11年には「神奈川県自然保護功労団体」として表彰されるなど、地域の皆さんが長年にわたって守り育ててきたホタル観賞地です。
最近はネット上でもあちこちのサイトで県内の代表的なホタルの名所として紹介されるなど、知名度も上がっているようです。
愛川町のツイッターによれば、前日には「第29回ホタル観賞の夕」が開催され、郷土資料館学芸員によるフォーラム、ヨーヨーや綿菓子の出店などもあったようですが、特に催しの無いこの日も、たくさんの人が集まっていました。
初夏の風物詩として、地元ではおなじみのようで、近くの住民と思しき若い女性が、遠来の友人にこともなげにホタルの生態を説明しているのが印象的でした。
さて、辺りが暗くなる7時半ごろ、沢の周辺で、少しずつホタルが光りはじめ、「あっち!」「こっちにも!」と言っているうちに、たくさんの光が舞い始めました。時期や天候の条件も良かったのか、今まで見た場所の中でも、最高に近い数のホタルが飛んで、幻想的な光景が広がりました。
ホタルは小生手持ちのデジカメでは上手く撮れないので、今年は古い一眼レフのフィルムカメラを持ち出して、長時間露光を試みましたが、露出の設定が難しく、どれも露光不足。それをスキャンして、一部を拡大し、明暗やコントラストを調整したのが、右の写真です。いかがなもんでしょうか?
やまなみ五湖地域で、これからホタルを見ることができる場所やイベント
ホタルが飛ぶのはきれいな水と緑が残っている証しです。みなさんも、自然の中で幻想的な光の舞を堪能してみませんか。
山北町向原地区では、例年、6月20日頃までホタルが見れるそうです。
山北町では、中川温泉もホタルの名所で、今年は早く飛び始めたという情報がありますが、いつまで見れるかな?
来週末には2つのイベント。藤野駅の北方、上河原地区で、6月21(金)・22日(土)にほたるまつりがあります。
6月22日(土)には城山の城北地区で第14回城北・里山まつりも開催されます。
このほか、7月には、藤野の綱子地区でもホタル祭りが開催予定です。
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