かながわの水がめ やまなみ五湖(相模湖・奥相模湖・津久井湖・丹沢湖・宮ヶ瀬湖) やまなみ五湖と水道のしくみをご紹介します

県内の上水道の約9割はやまなみ五湖から 湖がどこにあるか知ってる?

蛇口をひねれば、いつでもきれいな水が出る。その暮らしを支えているのが、県北西部の山あいに広がる相模湖、奥相模湖、津久井湖、丹沢湖、宮ヶ瀬湖の5つのダム湖「やまなみ五湖」です。

1938(昭和13)年の相模ダムの事業決定から90年弱。ダム建設のためにふるさとを離れた水源地域の方々の御理解と御協力があって、「渇水に強い神奈川」が実現できました。

五湖の歩みと、水がわたしたちの家に届くまでの仕組みをご紹介します。

やまなみ五湖それぞれの歩み

相模湖 Lake Sagami

相模川をせき止めて生まれた、もっとも古いダム湖です。1938年、県が広域的な水源開発に乗り出し、戦中戦後の激動の時代を越えて1947年に相模ダムが完成しました。湖の水は発電に使われ、県営水道や横浜市、川崎市へ届けられています。

名称
相模ダム
完成年
1947(昭和22)年
総貯水量
6,320万m3
色々な楽しみが待っている 相模湖

奥相模湖 Lake Okusagami

道志川をせき止めてできた、やまなみ五湖のうちもっとも小さなダム湖です。1955年に道志ダムが完成しました。ここで貯めた水は、山の中を通る道志導水路を通って宮ヶ瀬湖へ送られ、ダム同士で水を融通しあう「総合運用」の一翼を担っています。

名称
道志ダム
完成年
1955(昭和30)年
総貯水量
152.5万m3
豊かな自然を感じよう 奥相模湖

津久井湖 Lake Tsukui

高度成長期の水需要に対し、県と横浜市、川崎市、横須賀市が共同で計画し、1965年に城山ダムが完成しました。洪水調節や発電も担い、津久井導水路で宮ヶ瀬湖とつながっています。湖の水は県営水道と横浜市、川崎市、横須賀市へ届けられます。

名称
城山ダム
完成年
1965(昭和40)年
総貯水量
6,230万m3
「津久井湖 × 昆虫写真家」

丹沢湖 Lake Tanzawa

相模川水系に加え、さらなる水需要の増大に対応するため、初めて酒匂川水系で進められた開発により1979年に三保ダムが完成しました。湖の水は県営水道のほか、横浜市、川崎市、横須賀市、小田原市へ届けられます。

名称
三保ダム
完成年
1979(昭和54)年
総貯水量
6,490万m3
神奈川やまなみ五湖navi紹介動画(丹沢湖周辺地域)

宮ヶ瀬湖 Lake Miyagase

21世紀に向けた安定供給のため、国が中津川に建設し2001年に完成した、最も新しく最も大きなダム湖であり、効率よく水を使う「総合運用」の要です。湖は相模原市、愛川町、清川村の3つの市町村にまたがっています。

名称
宮ヶ瀬ダム
完成年
2001(平成13)年
総貯水量
1億9,300万m3
宮ヶ瀬湖周辺地域観光プロモーション動画
あなたのおうちの水は、どこから? 神奈川県の水道の水源を色分けした地図です。相模川水系(相模湖・津久井湖・宮ヶ瀬湖・奥相模湖の水)が届くのは、相模原市の大部分、横浜市の大部分、厚木市、海老名市、綾瀬市、寒川町、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町、三浦市、大磯町、二宮町など。酒匂川水系(丹沢湖・三保ダムの水)が届くのは小田原市。2つの水系の水が届くのは、川崎市、横須賀市、大和市、伊勢原市、相模原市南区、横浜市の鶴見区・保土ケ谷区など。地下水・伏流水・湧水などを使っているのは、山北町、松田町、秦野市、南足柄市、開成町、大井町、中井町、箱根町、真鶴町、湯河原町、清川村、愛川町、座間市、相模原市緑区の西部など。地図には、相模ダム、城山ダム、道志ダム、宮ヶ瀬ダム、三保ダムの位置も示しています。

渇水に強い神奈川

相模ダムと城山ダムは「貯まりやすいが、たくさん貯められない」、宮ヶ瀬ダムは「たくさん貯められるが、貯まりにくい」という特徴があります。

この違いを生かし、導水路でダム同士を結んで、効率よく水を貯めたり流したりする仕組みが「総合運用」です。さらに、相模川と酒匂川の2つの水系を導水管でつなぎ、互いに水を融通できるようにしています。

こうした仕組みが、雨の少ない年や災害のときにも、安定して水を届ける「渇水に強い神奈川」を支えています。

やまなみ五湖を結ぶ導水路の地図。相模川水系と酒匂川水系のダム同士が導水路でつながり、水が行き来する様子をアニメーションで示しています。

かながわの水がめの歴史

神奈川県の水源開発は、戦後の復興や高度経済成長などによる人口の急増、産業の集積にともなって高まり続ける水需要に応えるため、たびたびの水不足を経験しながら進められてきました。

ダム建設によりふるさとを離れた水源地域の方々の御理解と御協力を得て完成した5つのダムが、いまの「渇水に強い神奈川」を支えています。県の人口の移り変わりとあわせて、その歩みを年表でご覧ください。

神奈川県の人口の推移と、ダムの完成、水道の歩み、渇水をまとめた年表です。県の人口は222万人から443万人、675万人、853万人、921万人へと増え続けてきました。1887年、横浜で近代水道が給水開始。1933年、県営水道が給水開始。1947年、相模ダム完成(相模湖)。1955年、道志ダム完成(奥相模湖)。1965年、城山ダム完成(津久井湖)。1967年、渇水で最大42.5%の給水制限。1979年、三保ダム完成(丹沢湖)。1996年と1997年、渇水で最大10%の給水制限。2001年、宮ヶ瀬ダム完成(宮ヶ瀬湖)。出典:企業庁リーフレット「かながわの水がめ」、かながわ水源地域活性化計画(道志ダム)。

最後に、やまなみ五湖の取組をご紹介します

取組やイベント情報をチェックして、ぜひ遊びにきてください!!!

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