早春を告げるミツマタの花(後編)

山北町

斜面いっぱいのミツマタ

ミツマタの見どころ

お話を聞かせていただいた後、高橋さんに近くの見所になる群生地を案内して頂きました。ひとつはお店のすぐ裏手(バス停「細川橋」近く)の山の斜面で、一面に白いツボミをたくさんつけたミツマタの姿があります。

ここの群落は高橋さんが植樹したもので、杉の木立の下に丁度人の背丈くらいに成長しています。ミツマタは成長しきっても3メートル程度の大きさなので、剪定などの手入れはあまりしなくても邪魔なほどの大きさにはならないそうです。

もう一ヶ所案内して頂いたのは、玄倉から川沿いの山道をかなり奥まで入った「西丹沢県民の森」近くで、こちらも斜面一面にミツマタが群生し、白いツボミが霞のように木々の間に広がっています。

こちらのミツマタは植樹したものではなく自生している群落で、谷にかけての斜面や、川原までもミツマタの白いツボミが見えています。

霞のような白いツボミ

「上流から流れてきた種が根を張って増えるんですよ。ほとんど生育条件を選ばない強い木なんです」
とのお話で、砂防ダムの途中の段などにも自生している姿がよく見られました。今は白いツボミの姿ですが、満開の花を咲かせる時期が楽しみです。

※この場所は林道をかなり入った場所になりますが、道はかなりの悪路ですのでご注意ください。

これらのミツマタの見どころについては、今度三保ダムの駐車場と観光インフォメーションセンターに看板を設置するとのことで、丹沢湖周辺から西丹沢自然教室に至るまでの道すがらのスポットが一目でわかるようになります。
沿道には中川温泉もありますから、ウォーキングの楽しみがひとつ増えそうですね。

砂防ダムにもミツマタの姿が

実行委員会制作の群生地マップ

春の香りを楽しみに

高橋さんには一通り案内して頂いた上、お土産というわけではないですが、ミツマタの苗木まで頂いてしまいました。花をつけるようになるのは3年目あたりからとのことですが、どこに植えるかを考えながらの帰路となりました。

なお、春先の花の時期にあわせて、他の花見のスポットやイベントの情報もいろいろと入ってきています。早春のお出かけのご参考にどうぞ。

○本沢梅園

以前の記事でご紹介した本沢梅園の開園が近づいています。

開園期間:3月3日(土)~20日(火・祝)
開園時間:午前9時30分~午後3時30分

筆者が頂いた苗木

本沢梅園の梅(2011年撮影)

関連リンク:本沢梅園の情報・地図(相模原市観光協会ホームページ)

○阿津さくら祭り

相模原市緑区阿津地区に早咲きの桜とし有名な河津桜を植樹し、「阿津桜」と命名しました。3月中旬の見頃にあわせてさくら祭りが開催されます。

開催期間:3月24日(土)~25日(日)

また、このたび本ホームページではやまなみ地域で見られる花と見どころの場所をまとめた「やまなみ五湖地域 花暦」をオープンしました。春を求めての小行楽のご参考になれば幸いです。
同じく、通年の主なイベントをまとめた「やまなみ五湖地域 イベントカレンダー」ともども、是非ご利用ください。

阿津桜

関連リンク:やまなみ五湖地域 花暦(3月)関連リンク: やまなみ五湖地域 イベント暦(3月)