相模湖キムチハウスのキムチ

相模原市緑区(旧相模湖町)

キムチハウスのキムチ

昨年5月、やまなみグッズに彗星の如く現れ認定されたのが「キムチハウスのキムチ」。

実は、認定される以前からレポーターも取材のおり近くを通ると看板が気になっていた「キムチハウス」でした。試食したスタッフの評判は凄く良く、昨年の春頃「キムチハウス」へ足を運び買って、食べてみたところ、本当に旨い!実に旨い!

その後は、近くに行けば、時間に余裕さえあれば立ち寄るようになりました。

「食べたいと思ったら食べるまで落ち着かない」というほどに食べたくなる時ってありますよね。
一度食べると、他のキムチでは満足しない。そういう体質にさせてしまう「キムチハウスのキムチ」なのです。

で、夜遅くなり閉店していて涙した事も・・

そんなわけで、「キムチハウスのキムチ」は“ファン急増中”、「やまなみグッズ」の上昇株なのです。

●ロケーション

キムチハウスは、相模原市緑区の旧相模湖町にある若柳(わかやなぎ)に小さなお店を構えております。

津久井湖方面から、国道412号線で三ヶ木、帝京大学前交差点を経由、阿津(あづ)の交差点を右折するとキムチハウスへの道案内の看板がいくつも目に入ってきますので、それにしたがって進めば到着します。

津久井観音霊場第十六番札所「長尾山宝福寺(臨済宗)」の山門前でもあります。

道案内を無視して更に進んでトンネルを抜けると桂川(相模川)にかかる桂橋があり、千木良(ちぎら)方面と続きます。

津久井湖方面、相模湖方面から共に阿津の交差点さえ覚えていれば、まず間違いなく辿り着けます。
桂橋まで行ってしまったら引き返す、という事も覚えておきましょう。

お店の周囲には、畑が広がっています。また、桂橋からの紅葉は、ライターも大好きな紅葉スポットの一つ。

キムチハウス周辺の麦畑 (2008年6月撮影)

桂橋からの紅葉 (2007年11月きまぐれ特派員撮影)

●キムチハウスのキムチ

キムチハウスのキムチの材料となる野菜は、「無農薬・さらには有機栽培の地元の野菜」を中心に使われています。かき菜(春)、キュウリ(夏)、大根・白菜(秋~冬)、ネギ(真冬以外の通年)などの野菜たちです。

また、唐辛子を始めとするヤンニョン(キムチの素)の材料は、母国で暮す妹さんが調達して、本坊さんが個人輸入するという独自のルートを構築されていますので、本場の材料をふんだんに使用した キムチをお求めやすい価格で提供できるのです。白菜キムチ330g税込み550円~

ヤンニョンは、スパイス、塩辛、香味野菜、果物など15種類以上の材料を混ぜて作るそうですが、これも季節によって調合を変えているそうです。

材料リストを見せてもらいましたが、辛さ、旨み、コク、香りをバランス良く作るのが大変であろうと想像できますが、これこそが本場仕込みの技と言えるでしょう。

「機械を一切使わない手作り」を貫いていることに加え、特に気を遣っている点は「塩分を控え目に作る事」。これもまた本坊さんの作るヤンニョンが美味しいからこそ出来るのです。

中央がヤンニョン(キムチの素)。左側が細く切った唐辛子、右側が松の実、手前は黒ゴマ、奥は白ゴマ。

前日、塩漬けした白菜の一枚一枚にヤンニョンを塗り付けていき、最後にトッピングするという流れを見せていただきました。

キムチづくりの様子

ヤンニョンとトッピング具材

トッピング完了した白菜キムチ

キムチハウスの本坊慶子さん

キムチハウスの外観

キムチハウス・商品の陳列

●やまなみグッズ認定のエピソード

今年2月には厚木で、やまなみグッズの業者さんの交流会が開かれました。
その席では、各業者さんの一言スピーチがありましたが、本坊さんは「やまなみグッズに認定された。その事がとても嬉しかったんです」と語っていました。

やまなみグッズは、やまなみ地域の特産品などが今まで認定されてきました。

「キムチは韓国の料理」という点で、市の担当さんも「前例が無いから分からない」と・・ 不安を抱きながらのエントリーだったのです。

認定会当日は委員の皆さんが商品を試食している光景を静かに見守っていました。その後、会場の外でたたずんでいると、市の担当さんが、歩み寄ってきて「合格しました!」と伝えたそうです。

その時は本当に嬉しかった。韓国のキムチがやまなみグッズに認定されるなんて、国境を越えた認定というか、国際交流というか、そんな波が広がっているような気持ちがしてなりませんでした。

とても嬉しかった。後押ししてくださった市の担当さんには、とても感謝しているんですと・・

●コリアハウス

3年前からお客様の声に答えて、食事を提供する「コリアハウス」の営業も開始しました。

コリアハウスは、お友達の家のリビングに招かれて食事をする様なアットホームなリラックスできる空間です。キムチハウスの店舗から入るのではなく、別の入口が用意されている点は、心遣いも嬉しく面白いです。

コリアハウスの営業時間は午前11:30から午後7時半でラストオーダー。
ランチセットは、午前11:30から午後2時までの提供。

席数10席、予約制となっています。
メニューは豊富なのですが、今回は一番人気の石焼ビビンバのランチセットをご紹介。

石焼ビビンバのランチセットは、写真のように石焼ビビンバにチヂミ、キムチ3種、わかめスープ、食後の飲み物が付いて1,050円と親切このうえない価格設定。

実際にご馳走になりましたが、具沢山の石焼ビビンバは2種類のキムチが載せてあり、油も控えめで具の味が際立つ、さわやかな味でした。

しかも写真のようにボリューム満点です。コリアハウスで食事する際には、朝ごはんは軽めにして行った方が良いかも知れません。

写真には写っていませんが、食後の飲み物として柚子茶を出していただきました。生の柚子をハチミツに漬け込んだジャム状のものをお湯で割ったもので、さっぱりと甘く食後には最高の一品でした。で、気に入ってしまったので、柚子茶1瓶(1kg入り1,850円)をお土産に買ってしまいました。

食事の後には、商品を買い求めていくお客様が実に多く有り難いとの事。

また、ランチセット以外には、一品料理の提供もありますが「おまかせ料理」がおすすめだとの事。
4名様からお1人様あたり、2,100円、2,700円、3,150円のセットがあります。飲み物も含めて、4,000円あれば、お腹いっぱい、十分酔える。という親切な設定です。

交流会にてスピーチ中の本坊さん

やまなみグッズ認定証の交付 (交流会にて)

石焼ビビンバセット (ランチメニュー)

●営業案内

営業日 毎日(不定休) 営業時間 9:00~19:00
所在地 相模原市緑区若柳636-11
電話042-685-0488(電話FAX共通)

イベントにも年10回ほど出店しています。
通販に対応しているのはもちろん、お好みの味のカスタム・キムチにも対応しており、減塩、激辛などの「好みを言って戴ければお作りしますよ」との事。

●編集後記
本坊さんは、働きものであるのはもちろんなのですが、時間のコントロールが上手な方だと思いました。コリアハウスを予約制にしているのも合間にキムチを仕込む時間を確保するためだそうです。

やさしそうな旦那様は、イベントなどでは(お店でも)、チヂミを焼いていらっしゃいます。

「キムチハウスのキムチ」をレポーター、勝手に「相模湖のしあわせキムチ」と名付けてしまいました。お店と家庭の両立をモットーに「家族とお客様を幸せにするキムチ」を作っていらっしゃるからです。

取材当日もいい感じにお客様が訪れていました。

本坊さんは、お客様からは「ママ」と呼ばれ慕われる存在だそうです。私ごとですが、別れ際「お姉さん」と呼ばせて下さいと申し出たところOKだそうです。誰かにご紹介する際には「相模湖のチャングム」と紹介することもあるんじゃないかなぁ~、これからもお会いする機会は多いと思いますので、これまた楽しみです。

という事で、今回の記事はおしまい。是非、一度、キムチハウスやイベントを訪ねてみて下さい!