あんずのしっぽ

愛川町

お店の外観

天然酵母・国産小麦・地元の素材で作るパン処「あんずのしっぽ」さんは、愛川町の半原に所在しています。
国道412号線を厚木方面から津久井へと向かい「半原小学校交差点」を左折してすぐの場所なので、宮ヶ瀬、あいかわ公園、服部牧場、鳥居原方面への行き帰りに立ち寄れる立地の良い場所です。

店長の岡崎裕之さんは元来パティシエなのですが、自分で作ったパンを子供に食べさせたいとの思いで、パン処「あんずのしっぽ」を2006年の3月4日に開店。今年で3年目の春を迎えたそうです。

南向きの店内は明るく、良い雰囲気です。岡崎さんと奥様の二人でお店をきりもりしていますが、二人の優しい雰囲気につつまれた“こもれび”あふれる「かわいいパン屋さん」という印象です。

チーズケーキを焼いている岡崎さん

明るい店内

この春、やまなみグッズに認定された一つ目の商品が「天然酵母パン」です。
天然酵母を使ったパンは、米、米麹、国産小麦を原料に10時間以上も発酵に時間がかかるそうです。
春から夏など気温が上昇する頃は予定よりも発酵が進んだりするので、深夜・早朝に起きて次の工程に取りかかることもしばしば。普段でも早朝3時には起きてパンを仕込み、お昼頃には配達などもこなし、閉店後は子供と遊ぶ。結果、夜の9時頃にはバタンキュ~。時々、気づかないうちに眠ってしまい、気がつくと朝だそうです。

調理パンには、県内の無添加ベーコンやソーセージなどを使用しており、水は丹沢水系の天然水。 素材調達という点でも半原が適していたそうです。

今回、やまなみグッズに認定された商品のもう一つが「ベイクド・チーズケーキ」です。 素材の卵は、愛川町の地卵を黄身だけを贅沢に使ったチーズケーキです。ここでも、半原という地の利が生かされています。

あんずのしっぽのフランスパン

あんずのしっぽのクロワッサン

調理パンなどが並びます

チーズケーキが良い色に焼けました

◆取材裏話

取材が決定して、岡崎さんとアポイントメントを取っていたのですが、事前に試食してみたいと思い立ち寄ってみました(いわばお忍びです)。

ところが、お店に入ってから間もなく奥様にレポーターさんですよね?と見破られてしまったのです。

カメラを肩から掛けていたのが悪かったと思いきや、電話で声を聞いていたので分かってしまったそうです。今後は、気をつけて潜入する策を考えなければなりません(笑)。

何と勘の鋭い方だろうか・・・など考えつつも、そうとなったらいざ、取材開始です。
かしこまった取材となると、それなりの準備もあるので、この方が楽で良いよ!と岡崎さん。 レポーターの不安も消え去って、なごやかで楽しい取材になりました。

固いインタビューが苦手なレポーターは、雑談をしながら話を聞きだす流儀なのですが、話を進めるうちにレポーター同様、フライフィッシングが趣味だとわかりました。

ここ最近は、仕事続きで釣りに行っていないのだけど、今は、パン作りが一番楽しいんです! とおっしゃる岡崎さん。落ち着いたら、是非、ご一緒しましょう。なんて会話が続きます。

そんな、なごやかな雰囲気の中で質問してみました。

◆あんずのしっぽの定番はなんですか?

定番といっても、お客様の好みもあるので何とも言えませんが、食パンの生地は、一番シンプルで天然酵母パンの生地の味が出ているのではないかと思っています。ご来店の際には、ぜひご相談いただければと思います。

◆あんずのしっぽのネーミングの由来は?

うちのネコの名前が「あんず」なんです。「あんず」のしっぽを見ていたら、麦の穂みたいで可愛かったのにちなんだネーミングなんです。ふとレジ脇を見ると「あんず」らしきネコの写真が・・・

岡崎さんの作るパンは、酵母の仕込みから焼きあがるまでに20時間以上も掛けて作られたこだわりのパンです。あんずのしっぽファンは、着実に増えているようで、遠くから何度も足を運ぶお客さんも多いそうです。 「ふんわり・もちもち」で美味しいパンですので、是非、一度ご賞味いただければと思います。

◆営業案内

所在地:神奈川県愛甲郡愛川町半原2640-13 地図(Googleマップ)
電話046-206-8839(FAX兼用)
営業時間:10:00~18:30
定休日:毎週水曜日・木曜日

関連リンク:パン処 あんずのしっぽ