蓬莱ゼリー

愛川町

蓬莱ゼリー

2008年春の吉日、やまなみグッズが10品目増えたとの情報とともに「蓬莱ゼリー」はとにかく美味い!との評判なので、さっそく取材してみることにしました。

しかし、取材当日は車での移動となるため、現場で試食するわけにはいきません。 そこで、前もってガトウミヤさんにて2個の「蓬莱ゼリー」を買い求め、試食してみました。

1個目は、お酒をまったく飲んでいない状態で試食。 一口目からなんとも言えない清涼感が口いっぱいに広がります。

夏の夜、涼しげな風の通る縁側で風鈴の音を聞きながら、秋の夜長に鈴虫の声を聞きながら、 そんな涼しげなデザートが「蓬莱ゼリー」でした。

日本酒の香りもほどよく、クセのない甘味、トロっとした食感、フルーティーな味です。果物に例えるならマスカットのようです。

そして、2個目は、少々お酒を飲んだあとに食べてみました。

最初に食べた時に「食前」と「食後」のどちらが合うのだろう?と思ったからですが、結果的には、食前、食後、どちらにも合うのが「蓬莱ゼリー」でした。

温泉宿や料亭で食前にいただき、鮎の塩焼きへと進んだならば、きっと美味しい展開になりそうです。

蓬莱ゼリーの誕生秘話

「蓬莱ゼリー」は、ガトウミヤさんの今井聡さんが作っていますが、その誕生においては、素材である愛川の酒「蓬莱」を提供する大矢酒造さん、プロデューサーは、酒プラザイノウエさんと3つの事業者が連携し、素材・製造・小売のいわばサプライチェーン(供給体制)を構成して製品開発が行われました。

ガトウミヤさんは、以前は愛川町一本松交差点にありましたが、3年前(2005年)の春、500mほど南の桜台に移転。駐車場も充実してお客様に喜ばれているとの事です。

移転後、まもなく酒プラザイノウエさんが突然やってきて、愛川町をPRできる商品を何か作れないか?さらに、愛川町の地酒「蓬莱」を応用した商品は作れないか?と持ちかけてきたのが事の発端。

以前より日本酒を素材にしたお菓子を作ってみたいと考えていた今井さんにとっては、願ったりかなったりと思い開発にチャレンジすることを決意したそうです。

◆割り水は、蔵元の井戸水を使用

最近、日本酒愛好者の間では、氷を入れるのは当たり前。水で割って、さらにお燗して、お湯で割って、などなど。いろいろな飲み方が常識になりつつあります。

純米酒をお燗にするなんてもったいない。などと考えている時代ではないのです。
(しかしながら、純米酒を燗にしてくれる理解ある居酒屋は、非常に少ない・・・)

しかし、割り水で飲む場合、どんな水が一番相性良いか?といえば、蔵元が酒造りに用いている水が一番です。

「蓬莱ゼリー」は、大矢酒造の井戸水を必要の都度、汲みに行ってゼリーを加工しており、地元でなければできない作りとなっています。

ガトウミヤ・今井聡さん

試作の日々

ゼリーに適したお酒はどれか?今回の開発では、日本酒そのものの味を表現できることを目標にした今井さんは、大矢酒造のあらゆるお酒を利いてゼリーを試作してみたそうです。

ようやくたどり着いたのは、「昇龍蓬莱・純吟」。このお酒は山田錦を精米歩合50%にまで研ぎ上げた、大吟醸としても通用する高価なお酒です。しかも、「昇龍蓬莱・純吟」は無濾過の純米酒で、なかなか手に入らない貴重品でもあります。

※アルコール度数17度以上、18度未満。日本酒度-1.0度、酸度1.7

日本酒をゼリーにするには、水を加え、砂糖を添加する。日本酒に水を入れることを割り水などと言いますが、誰でも水を加えれば、水っぽくなってしまうことは想像付くでしょう。

割り水を加え、加熱し、砂糖を加える。しかも、お酒の味を損なわずに加工するのは、至難の業なのです。

生みの苦しみも当然ありましたが、楽しい開発でしたよ。と今井さんは語ります。

◆割り水は、蔵元の井戸水を使用

最近、日本酒愛好者の間では、氷を入れるのは当たり前。水で割って、さらにお燗して、お湯で割って、などなど。いろいろな飲み方が常識になりつつあります。

純米酒をお燗にするなんてもったいない。などと考えている時代ではないのです。
(しかしながら、純米酒を燗にしてくれる理解ある居酒屋は、非常に少ない・・・)

しかし、割り水で飲む場合、どんな水が一番相性良いか?といえば、蔵元が酒造りに用いている水が一番です。

「蓬莱ゼリー」は、大矢酒造の井戸水を必要の都度、汲みに行ってゼリーを加工しており、地元でなければできない作りとなっています。

今井さんがゼリーを作っているところ

大矢酒造の母屋

発売開始

商品を販売開始するには、パッケージを用意したり、プロモーションしたりと色々な準備が必要です。 開発着手から2年を経て、色々な準備を進めた結果、昨年のお盆前(2007年夏)ようやく販売開始に至ったとの事。
実際に自分で試食して、贈答に用いるなどのお客さんをはじめ、リピーターも増えてきたそうです。

◆将来を語る

酒プラザイノウエの新井さんは、まさにこのプロジェクトにおけるプロデューサー。ガトウミヤの今井さんはつくり手。この二人が会えば、今後はどうしようか?と話しに花が咲きます。

レポーターが「やまなみグッズに認定されたのを機会に、やまなみネットワークを活用できませんか」、「こんなつくり手さん、あんなつくり手さんがいらっしゃいますよ」とお話しすると、どうやら、やまなみグッズのつくり手さん達は、こだわりを持った商品を作っている方が多そうですね。これから色々な人と会ってお話しをしてみたいと。今井さんは、気持ちの良い反応を示してくださいました。

ガトウミヤ店舗

新井さん(左)と今井さん(右)

営業案内と商品ラインナップ

蓬莱ゼリー 単品400円 5個入 2,310円 10個入 4,410円
蓬莱ゼリー5個+「昇龍蓬莱・純吟」四合瓶1本の詰め合わせ 4,410円(酒プラザイノウエのみ扱い)

有限会社ガトウミヤ洋菓子店
所在地 愛甲郡愛川町中津7488-1
電話046-285-1502
営業時間 10:00~20:00 水曜日定休

酒プラザイノウエ
愛甲郡愛川町中津2195-1
電話046-286-3465
営業時間 9:30~20:00 年中無休

蓬莱ゼリー+昇龍蓬莱・純吟の詰め合わせ