神奈中バス一日フリー乗車券でグルっと巡り 「新酒と酒粕を求める篇」 ~その1~

杉玉(清水酒造さん)

この時期は、お酒の仕込みの季節。新酒とフレッシュな酒粕が出荷される時期です。

右の写真は「新酒が出来ました」という酒蔵のお知らせでもある杉玉です。

杉玉は、新酒の出来た頃には青く、秋には茶色くなり、お酒が熟成したことを伝えてくれます。秋のお酒は「冷おろし」だとか「秋あがり」とも言います。

熟成の進んだお酒が旨いのはもちろん、新酒もまた別の魅力を持っていると不肖ライターは思う次第。熟成したお酒と新酒を並べて飲み比べるのもこの時期の楽しみ方と考えています。

新酒の若々しさと迫力を楽しめる時期は短く4月末~5月連休までですので、是非一度体験してみてはいかがでしょうか。
不肖ライターは取材の合間に時間を作って各酒蔵にお邪魔してお酒を手に入れておるのですが、飲酒運転はご法度です。

是非一度で良いから蔵人さんのお話しを聞きながら利酒をしていたいと考えておりました。

そこで考えたのが、9月特集でも取り上げた「神奈中バス一日フリー乗車券」での酒蔵巡り。

調べてみると良い具合に三酒蔵を巡ることができるのが分かりましたので、さっそく取材してみました。

■橋本駅からいざ出発!

今回も東部やまなみ地域の玄関である橋本駅からスタート。橋本駅北口の1番バス停の前で「1日乗車券」をスクラッチするところからスタートです。

どういうわけか、このスクラッチの瞬間は、いい気分なんですよね・・

そして、午前9時ちょうどの三ヶ木(みかげ)行バスに乗り込みました。

今回はバスでの移動という事もあり、助手兼モデル役として「きまぐれ特派員氏」が同行してくれました。

清水酒造さんの目の前にある「奈良井」バス停に到着です。

当日は正月明け1月6日(火)、快晴の吉日でした・・

橋本駅北口1番乗り場から

きまぐれ特派員・奈良井バス停到着

■清水酒造さん

宝暦元年(1751年)創業。神奈川県内では最も古い歴史をもつ蔵であり、全国新酒鑑評会金賞受賞、モンドセレクション金賞受賞など、国内外で高い評価を受けています。

◆今年の新酒

★清水のおり酒(本醸造)

もろみを荒く濾しただけの状態です。

美山錦、精米歩合68%、アルコール度数19.0~20.0度です。
要冷蔵、蓋に穴が開いております(輸送には注意が必要です)。

★しぼりたて生(本醸造)

しぼったばかりの無濾過の原酒です。

美山錦、精米歩合68%、アルコール度数19.0~20.0度、要冷蔵です。

清水酒造さん

清水酒造さんの新酒

◆清水酒造株式会社インフォメーション

営業時間 8:30~17:00
定休日 日・祭日休
住 所 〒220-0207 相模原市津久井町中野1322
電話042-784-0010 FAX042-784-0025

通信販売可 電話・FAXにてお問い合わせください。

アクセス
JR橋本駅から「三ケ木」行、「奈良井」バス停下車すぐ

巌の泉ラインナップが並んでいます

★新酒を買う際の注意点

お酒には「酒造年度」というのがありますが、酒造年度は7月1日~6月30日となっています。
ですから、酒造年度の平成20年度は平成20年7月1日~平成21年6月30日ということになります。

平成20年度のお酒を20BYと標記する場合もあります(BY:Brewery Year)。まさに今出荷されている新酒は、20BYのお酒です。

※ラベルに記載されている製造年月は、ビン詰めした年月なので、新酒を買う際には注意が必要です(店頭で確認しましょう)。

「日本酒を理解するのは少々難しい」という話もありますが、ラベルを読めるようになる事をひとつの目標にすると、日本酒の楽しみが広がるかと思います。

こと、本醸造、純米、吟醸、大吟醸といった呼び方を「特定名称」と言いますが、これは酒税法に基づく定義でややこしい。という話もあります。

以下のリンク、独立行政法人酒類総合研究所の「日本酒ラベルの用語事典」が参考になると思います。

関連リンク:独立行政法人酒類総合研究所「日本酒ラベルの用語事典」