城山をめぐる、秋の小旅行 ~その1~

相模原市緑区(旧:城山町)

城山と津久井湖

秋の気配が濃くなり、紅葉シーズンもそろそろかな?と感じるこの頃。今回の特集は、前回に引き続き、津久井湖周辺からです。
前回の特集記事で「城山は見る場所によって姿が違う」とあったのを憶えていらっしゃるでしょうか?その検証がてら、史跡や名所をたずねつつ、城山を一周してみよう、というのが今回の企画です。

写真は前回特集記事で掲載した城山の写真ですが、小高くなった部分が4つ、刃としてはちょっと丸いですが、ノコギリのようになっているのがお分かりかと思います。
最初にタネ明かしをしてしまうようですが、この4つのピークはほぼ一列になっています。それが山の姿が大きく変わって見える理由なのです。
それでは、城山周遊の小旅行にでかけてみましょう。

前回掲載の写真「新小倉橋からの城山」

■相模川の中洲から

城山・津久井湖に行くには、普通は国道413号線を使いますが、今回は厚木から県道511号線をたどって、東側から入ることにしました。
県道511号線は、相模川沿いに伸びる道です。取材日はちょっと薄曇りながらも川はおだやかで、中州には釣り人の姿も見えました。
城山もそろそろよく見えるようになってきました。この辺りでひとつ、その姿を確認しておきましょう。

ちょっと方角を見定めるのに戸惑いましたが、見つけてしまえば毛がチョロリとはねたようにも見える「大杉」のおかげで、見間違えようもない城山の姿です。
この辺りは城山から、ほぼ真東にあたります。津久井湖の下流になりダムの落差がありますので、見上げるような形となり、4つのピークはあまりはっきりとは分かりません。

相模川の中洲

中州あたりからの城山

関連リンク:国道246号線から県道511号線への交差点(Yahoo!地図)関連リンク:撮影ポイント(Yahoo!地図)

■新小倉橋

中州から上流を見ると橋が二つ、上下に並んで相模川をまたいでいます。上側の大きなアーチが「新小倉橋」、下が「小倉橋」です(この小倉橋周辺は、かながわの景勝50選にも選ばれております)。
今回最初に掲載した写真を撮ったのが新小倉橋のたもとです。ほぼ同じ方角になりますが、高度の変わった城山の姿を見るため、再度新小倉橋を渡ってみることにしました。

県道511号線は、急カーブ・急坂で橋までの落差を登り、橋への道路に接続します。橋を渡り切り、相模川の向こう側から見た城山の姿は、4つのピークがはっきりしています…これが前回のアングルですね。
ここから国道413号線に入り、逆時計回りに北から城山を回ってみることにします。

新小倉橋の雄姿

新小倉橋上からの城山

関連リンク:撮影ポイント(Yahoo!地図)

■ちょっと寄り道

次は真北あたりから見てみようと413号線を移動しますが、途中で見慣れない大きな機械が連なる広場を見つけて立ち寄ってみました。
改めて確認すると、ここは神奈川県の施設、相模川発電管理事務所でした。津久井湖は発電のためのダムでもありますが、その保守・管理を行っているのがここです。

機械の正体は太陽電池板。そう。ここは太陽電池による発電所だったのです。
ここは「城山ソーラーガーデン」といい、神奈川県企業庁水道電気局が、太陽光発電の普及を図るための取組として、平成10年度相模川発電管理事務所構内に設置しました。50kWの発電規模を持つ、太陽光発電施設です。

太陽電池の発電所

相模川発電管理事務所

関連リンク:城山ソーラーガーデンについて