家族で行く日帰り温泉と歴史の地をたずねて(後編)

山北町

温泉案内板

■「町立中川温泉ぶなの湯」を訪ねて

山北駅前商店街の入り口で見つけたのが「中川温泉」の案内板でした。前回では「信玄館」さんをご紹介いたしましたが、今回は、夏休みにお子様とご一緒に気軽に行くことができる日帰り温泉の「町立中川温泉ぶなの湯」を訪れました。今回もまた早々山北駅から発着する富士急バスに乗り込み中川温泉に向かいました。

中川温泉は丹沢湖を越えて、その山間に位置する山あいの温泉場で、その歴史は古く、約400年前に武田信玄が北条氏康との合戦で負傷した将兵を入浴療養させたという伝説が伝わっていることから「信玄の隠し湯」という別名があるそうです。また、中川温泉のある丹沢山地の周辺には活断層や地層の割れ目がたくさんあるそうで、この活断層が今も隆起しつづけていて丹沢山地を造ったマグマ(石英閃緑岩)と隆起などで生じた割れ目とたいへん深い関係にあるそうです。中川温泉は、この狭い岩石の割れ目から噴き上げているということです。

「町立中川温泉ぶなの湯」

「この施設で働く人たちとお客様とのふれあいがとても心地よい」と明るい笑顔と渋い声で館内をご案内いただいたのが館長の小瀬公雄(こせ きみお)さんでした。
「中川温泉ぶなの湯」の前のせせらぎの写真の撮り方を熱心にご指導いただいたりと、この温泉への愛情をたくさん感じることができました。

中川温泉の泉質は、アル力リ単純泉でPH10と高く、胃腸病・神経痛・リューマチ・高血圧、傷の回復などのほか、美容効果も高いとされ、お肌がつるつるになる「美人の湯」としても広く知られています。

中川温泉の泉質は、アル力リ単純泉でPH10と高く、胃腸病・神経痛・リューマチ・高血圧、傷の回復などのほか、美容効果も高いとされ、お肌がつるつるになる「美人の湯」としても広く知られています。

「町立ぶなの湯」

「町立中川温泉ぶなの湯」館長:小瀬公雄さん

浴場内は、明るく広いガラス張りで、十分に外光を楽しめる温泉施設です。休憩室も川辺を眺められる展望の良い2階にあり、広い畳敷きになっていました。温泉療養や疲労回復、登山、ハイキング、オートキャンプなど夏休みのお子様とのご旅行に最適な日帰り温泉です。ご家族で行く夏休みの日帰り温泉としてお勧めです。

◆施設概要 ロビー、大浴場(約40名)、
小浴場(約20名)、露天風呂、
休憩室(約40名)、駐車場有り

■料金表区分 利用料金
・2時間
大人(中学生以上) 700円
小人(4才以上小学生以下) 400円
身体障害者 400円
・1日
大人(中学生以上) 1,000円
小人(4才以上小学生以下) 700円
身体障害者 700円

◆周辺散策も楽しい
「ぶなの湯」の周囲には、散策をするのに楽しいところがたくさんあります。渓流がながれ、冒険心をくすぐるつり橋や、遊歩道が整備されていますので、湯上りの散策を楽しまれてはいかがでしょうか。

温泉の道

温泉の道

■「ぶなの湯」のご案内
【所在地】〒258-0201 神奈川県足柄上郡山北町中川645-8
【電話】0465-78-3090
【営業時間】平日 午前10時~午後6時
土、日曜、休日 午前10時~午後7時
7月20日~8月31日の間は全日午前10時~午後8時
※営業終了時間30分前に入館してください。
【定休日】 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
12月28日~1月3日
【アクセス】
[電車・バス]
JR御殿場線谷峨(ヤガ)駅下車 富士急湘南バス「中川」下車。
[自家用車]
東名高速道路「大井松田インターチェンジ」でおり、山北方面に向けて約10kmに進み「清水橋」を右折(県道76号線)し、丹沢湖を過ぎ、中川温泉に進む。

【問合せ先】
ぶなの湯 電話 0465-78-3090
山北町観光協会(指定管理者) 電話 0465-75-2717

冒険心をくすぐる吊り橋